ただ、音がなんかキンキンするのでピックアップの調査を行います。
1.音
生音でも少し感じるのですが、かなり高音域10KHzくらいに感じるあたりの所のしゃりしゃり感が出てしまいどうもいまいちな感じです。この原因を探るためにプリアンプから調べます。
2.プリアンプ
プリアンプはボリューム、トーンのツマミ部分に組み込まれています。この機種はスライドスイッチが2個あります。この2個のスイッチで、ボディ6弦側くびれ部分、ブリッジとエンドピンの間くらい、にあるコンタクトPUをON/OFFできるのです。
ES1でもいくつか種類がある様です。
探したいのは、基盤の中に音質調整用の半固定VRの有無なのですが、探したけどありませんでした。
個体調整は必要ないくらいに規格化されたPUなのでしょう。という事で基盤での調整は出来ませんでした。
ピックアップは3箇所に取り付けられています。
ネックエンドのPUはマグだと思っていたのですが、ピックでネックをトントンすると結構大きな音がします。
これもコンタクトだったのか〜、でもコイルが見えるんだけどなあ。ボディのコンタクトもコイルが見えるのでピエゾとは作りが違う様です。
3.ネックのPU
ボディのPUをOFFにしてもキンキン音は収まらないのでネックを外して確認する事に....またネックを外すのか〜、Taylorシールも剥がす必要があるなあ。
ますは外します。
PU部分をプラのピンセットで軽く叩いてみると、結構な音がでます。
マグだと思い込んでいたのですが、この時初めてマグではないと知りました。
特に異常はみられず、また組み立てます。
4.これかぁ
音出しチェックを行っていたのですが、ボディ中からネックエンドのPUの配線を確かめていて気がついた点。ひょっとして、配線がボディに触れていて振動が配線に伝わるの原因かもしれない、と思いつくのです。
結局、これがビンゴです。
ネックをなんども外しては付けてを繰り返し、配線が押されてボディに接触していた様です。これが嫌なキンキン音を引き起こしていた様です。
配線を引き起こして音出しをして、なんか良い感じ。
という事で、これでひと段落です。しばらくこのままいきたいと思います。
その4あります(2019.10)
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