2016年12月24日土曜日

HJ-311ブレーシング接着?

ブレーシング状態の調査

HEADWAY HJ-311の6弦3Fの音が延びないという事で、ブレーシングに問題があるのではないかとの指摘があり調査実施。

 ギターの中をのぞくための鏡と小さなライトは100均から。
検査用のアンテナ式の鏡と隙間ゲージはDIYショップから。



 弦を外して、鏡を中にいれ、少し大きめの懐中電灯も一緒に中に入れて観察。
 このギターはXXブレーシングとか言うやつで、中央で交差するブレースが2つある。
昔、セリカXXという車があったが、憧れたなあ。

怪しげな所を見つけた!
0.15mmのゲージでチェックしたらお尻側の方に隙間あり。
ただ、完全にはがれている訳ではなく途中まで入るくらいの隙間がある程度。


接着

 ボディー内からミニLEDライトで照らして場所を確認。
この辺に隙間がある感じ。

サウンドホールまで15cmなので、これに合うクランプが欲しい。
DIYショップを探したがそんな深いのは見当たらず。





しょうがないので、木切れを載せて間接的にクランプする事にする。
素人なので、何があるか分からないという前提でサウンドホール周りは厚めの紙で覆う(今回はカレンダーを使いました)。











 買ってあったタイトボンド。2年しか持たないがまだほとんど残ってる。
2015年4月製造のものなので、あと3ヶ月くらいしか使えない。


右側の赤いライトはボディ内へ入れたLEDライト。












スポイトを使って接着部分に着ける計画。
本当はそのためにスクレイパーを買って来たのだが、ボディ奥なので入らず、残念!
結局隙間ゲージ活躍。

スポイトでボンドを塗って、隙間ゲージで押し込む。
ただ、このタイトボンドは10分以内に作業する必要があるらしい






DIYショップにあった最大のクランプは奥行き145mm。木切れを渡してぎりぎり。

ちゃんとしたのが欲しいけれど、二度と行わないかもしれない作業のために準備するのも無駄な気がするので、まあ、間に合わせ。










こんな状態で一晩。
クランプ外して夕方までおいて音だし確認。

弾いてみて比較
弾いてみると、あれ?あまり違わない。
でも少し音が延びた感じもする、が、分からない。

じゃあ、録音。

上から2段目がBefore
上から5段目がAfter
音の大きさは少し違っているけど、少し尾を引く部分が現れた感じがする。
でもまあ、やっぱりあまり変わらなかったという事か。

結論

こんな個性のギターなんだなきっと。
まあ、6弦解放弦以外が少しボンついて延びが無い事意外は結構いい感じなのでしばらくこの状態で行こうと思う。

なんとこの続きがあった...次のBLOGで


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