2017年11月12日日曜日

HJ−311にピックアップ(Anthem)を取付ける

経緯

ウルフトーンでかなり手を焼いた(いや進行形だけど)HJ−311にピックアップを取り付けようと考えヤフオクで中古のL.R.BaggsのAnthemを入手。
アンダーサドル型のPUはギターに穴を開けるので避けていたのだけど、マグネチックの音にも飽きてきたので思い切って手を出すことにしたのだけれど、
やっぱそうは上手くいかない、人生だなあ.....

エンドピンジャック




百均のノギスで直径を測ってみたのですが、いやー1/10の単位で測定できないタイプでがっかり、刃物と計測器は百均で買わないという鉄則を忘れた自分が悪い。



今回はステップドリルもセットになったドリルビットを購入。
ステップドリルは丁度12mmまで対応します。
でも、やはり仕上げは12mmの木工用ドリルで仕上げました。

ま、ここまではオッケーです。

綺麗に穴があきました。
ネット上にはリーマで穴を広げるという記事がありますが、私は懲りたのでリーマはやめました。
開けた穴がリーマの形で8角形を引きずったり、切り口が綺麗になりません。
その点ステップドリル+12mmの木工ドリルは綺麗です。

アンダーサドル用の穴あけ




これが問題でした。
HeadWay HJ−311はXXブレーシングという一風変わったブレーシングです。
これがアダになりまして....
アンダーサドル用の穴はサドルの両端に八の字型の空けるというのが通常の様です。
それに習って2.5mmのドリルで開けたのですが、あれれ!!いつまでたっての貫通した感じがない??


取り付けた後の写真ですが、穴がブレーシングの真ん中に出ていました
ショック〜
XXブレーシングのおかげでサドル両端のあたりを力木が通っているのです。
でも今更しょうがないのでそのまま貫通させました。
直角に穴を開けたらギリギリ避けれたか、少しは当たったか、という感じです。

TrueMicもエンドピンに触らず力木に触らずとなるとギリギリの位置です。
(後でエンドピンの後ろに持って行ってみようかと考え中、でもきっとこの位置がベストなんだろうな)

コントローラー取り付け


あとは、こいつらを中に入れて取り付けは完了。


サドルにPUを敷いたので上がった弦高を確かめます。
サドルを削ってまあこんな感じ。

まだ少し高いのでギターが落ち着いたらもう一回削るつもりです。



コントロール部分が見えます。
音は、バランスVOLでピエゾにするとめっちゃ独特のプリッとしたピエゾの音、
マイク側にするとちょっと高音の強いマイクの音で、少しきつい感じの音がします。
TruMicの位置を変えたくなるのはこれがあるからです。
マイク7割ピエゾ3割くらいで結構いい感じの音がしています。

追記:Anthemは250Hz位を境に低域はピエゾのみが受け持ち、高域をピエゾとTruMicが受け持つ様になっていて、高域だけピエゾとTruMicのバランスを調整できるそうな。
LyricのTruMicとは違うのか、残念。
Anthem SLは完全にピエゾとTruMicを250Hzくらいを境に受け持ちが違う様だ。
SLの仕組みで行けるのならAnthemのTruMicは多く入れて良さそうだな。

感想

やはりブリッジサドル部分に穴を開けるのは怖いですね。
今回2箇所力木に穴を開けてしまいました。
ギターの強度も少し下がったと思います。もう中古で売れないなあ。

Anthemでなくってアンダーサドルを使わないLyricで良いかなって思います。

うれしい誤算は、ウルフトーンの影響が少なくなったことです。

でも今度は2弦解放時に金属音が混じっています。ナットの溝を整えても出るので共振かもしれません。これはどうするかな。
ブリッジかナットか?何か挟んでみて消えるか調べるかな〜
んーまたこれで時間がかかるなあ〜



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