2015年9月13日日曜日

アコギの事ーテンションって

アコギを趣味にして数年が過ぎて、ソロギターを目指していたはずが今ではすっかり弾き語りになってしまったのですが、今回いつも手元において練習するためにオークションでアコギを落札したので調整に入る事に。
ギターはベトナム製ayersギターO-07。
小型のギターですがネックにワレがありジャンク品扱いだったものを何故か(笑)落札。

まずはいつかおまけでもらったダダリオのライトゲージを張って弾いてみたところ、鳴りが今一なので調整開始。
高音のキラっとした感じも少なく低音はボディの厚さが少ないのでしょうがないのですが今一です。エリクサーを張るんだったかなあ。
で、まずは、弦高を下げてナット、サドル調整です。
このギターはブリッジに弦溝が無いので弦を交換するときに中々エンドピンが入らない。弦高を低くしたいのですが鳴りは確保するために弦溝を切る事にしました。



まずは、テンションと言う言葉への私の考えから。
以前ギター教室でお世話になった(今は秋田にいませんが)ギター講師の方は調整により弦高を下げてテンションの高低云々...と言っていたのですが私には納得いかない話でした。
テンションと言う言葉を弦の張力と言うならば、どこをどうしても同じ弦同じ長さ同じピッチを保つ場合張力は変わりようがありません。

但し弦高を下げて弦を押さえる力が少なくて済むという事なら言葉の使い方を誤っているだけかなと思うのですけども。

さて、今回弦高を下げるためサドルを低くします。そうするとサドルをボディに押し付ける力(弦の振動をボディに伝える力と思っています)が下がります。そして、あるところまでサドルを下げると急激にギターが鳴らなくなります。
しかし、これはある程度弦溝を切る事により解消する事が出来ると考えています。
今回はエンドピンがきつい事と弦高を下げるためサドルを低くする事を考え弦溝を切る事にしました。



今回は考えまでで、実施は次回です。