2016年7月31日日曜日

NICOアースブレンド取り付け

マグネチックPUのNEO-DとコンタクトNICO(品ではないやつ)で10年以上使ってきたのですがコンタクトの一個が不調で、キンキンした音が出る様になってしまったので交換を計画。
新品は高いので中古品を購入することにしました。レアアースブレンドとコンタクト2個です。かなり古そうですがそれでも3万、結構する。

さすがに中古だけのことはあり金属部分は全くツヤなし。
PUも含めてフェルナンデス946で磨いてこんな感じ。
まあまあかな。
現行DEO-D取り外し。
ミニジャック仕様だが、これが結構ハッピーな事になる。
今までのコンタクト高音側
試行錯誤のテープの跡が沢山残っています。
中には遠赤外線テープだっけ??まがい物もあったなあ。
低音側
2016.08.13修正
 この位置で良いと思っていたのですが、取り付けたPUの特性なのか強く弾くと低音が強すぎるので小骨みたいなブレーシングの反対側に移動しました。
写真の何か貼った後が見える場所です。
しかし、このギターは50回は場所を変えて貼り直していると思う。さすがに100回まではいかないな。



こんなものです。
付箋はPUの位置を覚えておくために貼ったもの。
部屋を少し暗くしてボディ内からライトをあてて位置を記録します。
















交換後のPU。
ちょっと木部の質が落ちた感じで黒っぽく汚く見える。



















低音側の位置
しかし、テープの跡が多い。












エンドピン部分




















ミニステレオプラグジョイント部分













マグを付けて完了。このマグはマイクも付いていてSR44というボタン電池2個で動作します。

ミニプラグで接続するので、以前利用していたNEO-Dを付け換えられます。
今回のはステレオ三極仕様で一本は電源接続用です。
NEO-Dでは電源を利用しないので二極ですが信号部分は通るので問題なく利用できます。

肝心の音はというと、結構いい感じです。
コンタクトの位置は試行錯誤して確定しているので調整部分は各PUのバランスです。

実は、MIX−PROに通したレアアースブレンドだけで結構いい感じです。コンタクト無しでも行けそうな感じです。

マイクは6弦の音が結構出るので少し中を向けています。


2016年6月4日土曜日

L.R.Baggs Lyric 取り付け


メインのギターFurch G23CRCT のピックアップが不調で取り付け直したもののどうもコンタクトの1個が変な感じ。
交換しようと新岡先生に価格を聞いたら2個組で1万7千円弱との事で1個では販売していないとのこと。一時保留してLyricをつけてみることに変更。
コンタクトの位置

写真はつけていたコンタクトの場所。
この後6弦側は位置変更して左のブレーシングをまたいだ方にブレーシングと平行に設置。
その後、中古でニコアースブレンドを入手し取り付け。またこの位置に戻している。
ただし小骨みたいなブレーシングに平行に取り付け。2016.08.13












Lyricはブリッジのプレートに取るつけるのが良いと説明書にあるのだが、Furchのプレートの狭いこと。というか、2段になていて良い位置に取り付けられないのですね。

Furchはプレートが狭い



この辺にギリギリつけたものの、拾える音は納得いかない。
















ということでAyersギターに取り付けることに。
エンドピン穴


まず、エンドピン穴を開ける。
12mmの木工用ドリルで仕上げますが、リーマで広げる時に塗装にクラックが入りラッカーを塗って広がるのを防止...と。















ここしかない!!

ところが、やはりプレートがめっちゃ狭くて1弦側にしかつけられない。
それも、少しはみだしている。

でも、出音は結構良いのでこれで行くことにする。

ギター自体の音がイマイチ各弦のばらつきが大きいので、ピックアップの音もそのまま出てきます。

今回はFurch,Ayers合わせて20回くらい貼り直してるなあ。
もう面倒なので、しばらくこのままにしよう。

2016年5月29日日曜日

コンタクトピックアップ ARTEC A1-OSJ


10年くらいになる新岡ギター教室販売のピックアップ(ピンになっていないミニフォンタイプのNICO)が付いているのですが、コンタクトの調子が悪いので、代替え品が効くか調査しました。

まずは、小型の懐中電灯をボディ内部に入れてブレイシング状態を確認し、付箋で印をつけます。
ボディ内から懐中電灯でブレイシングの位置を映し出す
大体の位置がわかりました。
これから、PUの取り付け場所を決めるために確認するのですが、最終的にボディ内部に貼りたいのでブレイシングを避けて位置を決める必要があります。


こんな感じで
ARTEC A1です。安いけどもそこそこの音が出るという情報を確かめるべくでも2個も買ってしまいました。


なんと2個
意図したわけではなく、変な音がすると思ったら蓋が取れた!!
本体は金属製でアルミではなく結構な重量があるものの、蓋はプラスチックに銀色の塗装をしたもの。
中には結構大きな半田クズが付いていて、さすがに値段なりです。
重量があるので、組み込む気力が半減しました。
内部の様子

色々と試した結果この位置がベストとなりました。
ただ、2個つけるので問題も多い。
一個だけなら一番バランスの良い場所で決まり!ですが、2個の場合位相の問題が出てきます。
今回は2つのPUを別々にオーディオインターフェースに接続して録音し再生しながら位相を確認しました。 
音量の大きな場合の方が顕著に現れますが、位相に問題があると二つの音を混ぜるといきなり貧弱な音になります。時間軸を拡大して波形を見ても大体分かります。

位置決め中
更に、マグネチックPUとの位相問題もあります。
やっていると何もコンタクトを2個つけなくても良さそうな気になってきます。

結局A1はなかなかいい感じの音を出すのですが、どうもすっきりとしない音になります。音域が狭いというか倍音が少ないというか、きっと重量が影響しているのではないかと思うのですがどうでしょう。

ということで、4000円以上出して買ったものの使わないことになってしまいました。

さて、どうするかな。











2015年10月8日木曜日

2015 PMA 今年も出ました


このところ数年続けて出場しているPMA。9月27日、今年も無事出る事ができました。
http://www.akita-genki.com

元は秋田市の大町地区の活性化として仙台のジャズフェスにインスパイアーされて始めたと言う事ですが、今年で11年目。

ブラスフェスと一緒になりAMFとなっていますが、メイン会場はなかいちのステージでブラス関連と夜はプロのミュージシャンの演奏がありました。
http://akitamusic.org

私は弟とフォークデュオのrubatoとしてオリジナル曲で30分演奏しました。今年は産業会館跡地でしたが、風が強く大変でした。

オリジナル曲の良い所は、間違っても誰にも分からない事かな?

見に来てくれたのは嫁さんの友達と何と鶴岡からも二人来てくれてありがとー。

ビデオを撮ってくれた会社の人がいて、BDで渡されて見たのですが、あまりにくっきりで....これは、アップに、いやアップにはしていないのだが耐えられないぞ...


毎回思うのですが、入れ替え10分で音量バランス取って、なんのかんのとやって演奏会するとあっちの音が聞こえない、こっちのがでかい、となかなか思うようには行きません。
場数をこなしていないからか?何か良い方法は無い物だろうか。
たかが二人なんですがなぜ難しいのでしょうね。



アコギの事 ストラップピン

ストラップピンを何処に打とうか考えて、結局Taylor式にネック付け根の横に打つ事にしました。

 まずは、下穴の径を確認します。
端材に穴をあけて太さを決めました。













次に場所決めですが、このギターは小ぶりなのでボディから20mmくらいにしました。













一応、穴をあける前に現物合わせ。















キリで穴の位置を決めます。


















ドリルに穴の深さを決めるためにビニールテープを巻いてから穴をあけます。

 穴が空きました。
ちょっと穴の角が欠けましたが、まあいいか。














こんな感じで取付けました。













ストラップを取付けてみたら、ネック側が重いのでバランスがいま一です。
布のストラップではずるずるとネック側が下がって来て困るので、皮のストラップを買う事に決めたのですが。
それはまた。

これで一通り終わりと思ったのですが、どうも6弦が鳴らない。
張った弦が悪いのか、もう少しサドル部分の角度を付けるべきかと考えてサドルを作り直す事にしました。

6弦側をトップ頂点をエンドピン側に持って来て角度を付けます。12Fの音程がズレないように確認する必要がありますが大丈夫の様です。

でも、まだ今ひとつです。

張ったばかりで弦の交換ももったいないので、一ヶ月くらい使ったらElixerに変えて、それでも鳴らなかったら弦溝をもう少し足してみたいと思います。

素人作業なので、くれぐれも素人作業なので参考にして頂くのはかまいませんが、その点お間違え無くお願いします。


アコギの事 調整

完全に素人作業ですが、自分が使うギターなので自分が納得できれば良し!

と言う事で今回は弦高を下げるためにナットとサドルを調整し、弦溝を切ってエンドピンの穴割れを防ぐのと鳴りを確保しようと言う計画です。
次回はストラップピンも打ちたいと思っています。

まず最初にネックの状態を見ると、結構良い状態です。


 次に弦高を見ると、2.5mm位ですかね。
6弦側は3mm位です。
少し弦高が高いので下げようと思いますが、あまり下げるとギターが鳴らなくなる
ので、弦溝も合わせて切ります。

ボディに傷を付けない様に段ボールとマスキングテープで覆います。


最初に試したのは小型のこぎりの刃。
溝切用ののこは高いので、適当なのが無いか探した所これが良さそうと言う事でチャレンジ。
 こんな感じで切って行きますが....
5、6弦はこの溝に入りません。














という事で、ヤスリで調整します。
これがまたなかなかうまく行かないので、DIYショップをうろつこうと思っています。












サドルも落とします。
12Fで0.5mm程落としたいので1mm削ると良いのですが、ナットの調整もあるので少し控え目に削ります。

削ったら、臭いが、あ牛骨だったのか!!
Ayers馬鹿に出来ません。








ナットは汎用品では難しいので専用のヤスリを準備しています。
傷をつけない様にテープで保護します。













弦を張ってみます。
弦溝に収まった、と思ったら1弦が食い込んでとれなくなりヤスリで修正しました。
2.1mm位でしょうか。
2.3mm位ですかね?













まずは、ここまでです。
残るはストラッピピン打ちです。

2015年9月13日日曜日

アコギの事ーテンションって

アコギを趣味にして数年が過ぎて、ソロギターを目指していたはずが今ではすっかり弾き語りになってしまったのですが、今回いつも手元において練習するためにオークションでアコギを落札したので調整に入る事に。
ギターはベトナム製ayersギターO-07。
小型のギターですがネックにワレがありジャンク品扱いだったものを何故か(笑)落札。

まずはいつかおまけでもらったダダリオのライトゲージを張って弾いてみたところ、鳴りが今一なので調整開始。
高音のキラっとした感じも少なく低音はボディの厚さが少ないのでしょうがないのですが今一です。エリクサーを張るんだったかなあ。
で、まずは、弦高を下げてナット、サドル調整です。
このギターはブリッジに弦溝が無いので弦を交換するときに中々エンドピンが入らない。弦高を低くしたいのですが鳴りは確保するために弦溝を切る事にしました。



まずは、テンションと言う言葉への私の考えから。
以前ギター教室でお世話になった(今は秋田にいませんが)ギター講師の方は調整により弦高を下げてテンションの高低云々...と言っていたのですが私には納得いかない話でした。
テンションと言う言葉を弦の張力と言うならば、どこをどうしても同じ弦同じ長さ同じピッチを保つ場合張力は変わりようがありません。

但し弦高を下げて弦を押さえる力が少なくて済むという事なら言葉の使い方を誤っているだけかなと思うのですけども。

さて、今回弦高を下げるためサドルを低くします。そうするとサドルをボディに押し付ける力(弦の振動をボディに伝える力と思っています)が下がります。そして、あるところまでサドルを下げると急激にギターが鳴らなくなります。
しかし、これはある程度弦溝を切る事により解消する事が出来ると考えています。
今回はエンドピンがきつい事と弦高を下げるためサドルを低くする事を考え弦溝を切る事にしました。



今回は考えまでで、実施は次回です。